コーラス部

中高合同で、仲良く、楽しく、日々活動しています！

皆さんも私達と一緒に、獨協ハーモニーを奏でましょう！

　4月に5名の新しい仲間を迎え、現在21名で元気に活動中のコーラス部です。
　7月18日の海の日に、西新井駅より徒歩3分のギャラクシティーホールにて、足立区合唱連盟主催の海の日ジョイントコンサートに参加してきました。 7月15日の舞台リハーサルにおいて、本コーラス部が山台を作るという大仕事を任され、自分たちの作ったステージで歌うという貴重な機会を得ることができました。

　コロナ禍に突入したばかりの一昨年に入部をした、現中学3年生と高校3年生にとっては、2年越しの思いが詰まった、お客様の前で歌う初めての機会でもあり、 新入生にとっては、音響設備の整った、収容人数１０００名以上の大規模のホールで歌えるという贅沢な機会でもありました。 しかも今回は部員の強い希望もあって、顧問も生徒に混じり、初めてステージに上がりました。

　本公演で披露した曲は、学校祭で歌う予定の『星の明かりに』（アカペラ合唱曲）、 『青い鳥』（ゴスペラーズ）の2曲です。
　歌い終わりにはスタンディングオベーションも起こり、 部員たちにとっては舞台の成功を示す最高のプレゼントだったのではないかと思います。夏休みの練習で細かな点も確認しつつ、 学校祭の公演も成功させたいと思いました。

　新入部員も加わり、装いも新たに、新メンバーでの活動が軌道に乗り始めたコーラス部です。

　毎年様々な活動をしてきたコーラス部ですが、この2年間、コロナ禍の煽りを受け、その活動のすべてが制限され、生徒は我慢を強いられてきました。
　そのような生徒たちに、参加できる活動があれば一つでも多く参加させたいと思い、今回、TBSテレビ「音楽の日」への出演を決めました。
　全国から集まった中高生1600名が国立競技場に集い、中高校生に歌って欲しいと、この日のために小林武史が作曲した『いろとりどりのあした』を歌いました。
　歌で日本に元気を取り戻そうというこのプロジェクトは、コーラス部の思いとも重なりました。とはいえ、楽譜が届いたのが本番1週間前。 部員で集まって練習する機会はほとんどなく、各自が音源を聞きながら楽譜を見て当日までに暗譜してきました。
　前日のリハーサルでは大雨の中で濡れながら行われたので、体調を崩すのではと心配しましたが、当日は雨がちょうど止んだところで本番を迎えました。
　歌い終わりに花火も上がり、大盛り上がりのうちに終わりました。テレビ越しに応援してくれた、友人、教員、ご家族の方々にも感謝申し上げます。

　気持ちの良い冬晴れのもと、久喜総合文化会館で行われた第47回埼玉県東部地区高等学校音楽祭に参加し、声高らかに歌ってきました。

　出番が早かったため、開会式直後にリハーサル室で直前練習を行い、10時半には本番を迎えました。部長と副部長が工夫を凝らした曲目紹介を行ってから演奏したので、より楽しんで聞いていただけたように思います。
　その後、春日部女子高校の音楽部の方々とメッセージカードを交換させて頂きました。そこには『笑顔で歌っているのがいい』『楽しそうな様子が素敵』というコメントが多く、東部以外の地区からいらした音楽教諭の指導講師の方からも『表情豊か』との講評も頂けたので、今後はそのアドバイスをもとに、より一層、練習に励みたいと思っています。

　午後は生徒全員が受付の仕事に従事し、各団の発表の終わりには、参加生徒全員で『瑠璃色の地球』を混声で歌いました。一人一人では生み出せない力強さと、人が協力することで生まれる可能性を、歌を通じて感じることが出来ました。そのあとはクラシックギター奏者である山口亮志先生のゲスト演奏を聴く貴重な機会にも恵まれ、充実した一日となりました。

　12月20日、同じ越谷市にあるデイケアセンター『あいあい越谷』へクリスマス訪問コンサートに行ってきました。
　定番のクリスマスソングやポピュラーソングを利用者のみなさんに聞いて頂いたのち、坂本九さんの『見上げてごらん夜の星を』『上を向いて歩こう』や、日頃センターの利用者の合唱部の方々が歌っている『雪』をふりつきで、『紅葉』の輪唱で、利用者のみなさんと一緒に歌ったり、お話ししたりしてきました。
　1曲ごとに暖かい拍手を頂き、元気を届けようと思ったこちらの方がたくさんの元気を貰ってきました。

　最後には『また来ます！』という言葉に『また来てくださいね！』というありがたい言葉を頂き、後ろ髪引かれながらセンターを後にしました。また来年、私達の笑顔と歌声を届け、利用者さんからの暖かい気持ちに触れに来ようと心に誓いました。

　12月20日の2学期終業式の後に、中学生徒会主催のクリスマスフェスティバルが開催され、そのオープニングをコーラス部が飾りました。
　クリスマスソングの定番を4曲『Joy To The World』『We Wish Your Merry Christmas』『Joy to the World』を英語で歌い、『あわてんぼうのサンタクロース』を日本語で演奏してきました。小ホールは狭く、客席との距離が近いので緊張する反面、観客の表情が見えます。その様子を見ながら歌うことができるので、貴重な経験になりました。

　12月18日、毎年恒例の獨協医科大学付属越谷医療センターへクリスマスコンサートに行ってきました。

　クリスマス仕様のステージで、部員もサンタ帽やトナカイのカチューシャをつけ、入院患者の方々とそのご家族・ご友人、病院に勤務される方々をお客様としてお迎えしました。
　『ジングルベル』『あわてんぼうのサンタクロース』といったクリスマスソングを皮切りに、誰もが知る坂本九さんの名曲『上を向いて歩こう』『見上げてごらん夜の星を』を患者さんと一緒に高らかに歌い、『世界の約束』『瑠璃色の地球』などのポップスも披露してきました。クリスマスを自宅で過ごすことの出来ない入院患者の方々へのささやかなプレゼントという気持ちで心をこめて歌いましたが、１曲が終わるごとに患者の方々や病院スタッフの方々の温かい拍手を頂き、さらに感激した患者のご家族の方からサプライズで花束まで頂き、私たちの方がむしろ、クリスマスプレゼントを貰ったような気持になりました。

　私たちの歌を、車いすや点滴をしながら聞きに来て下さった、入院されている多くの患者の方々が、少しでも早く元気を取り戻され、退院できる日が来るよう、心よりお祈りいたします。