総合学習
中学1年『ネイチャーステージ』
「田んぼに入ってオタマジャクシになってみよう」
本校周辺にはまだまだ多くの自然が残っており、田んぼや畑はもちろんのこと、6月はザリガニ天国、7月はカエルの大合唱。だから文化祭は「蛙鳴祭」アメイサイとネーミング。中学入試の理科の問題では相変わらず、「イネ」に関する出題が目立ちますが、いったい受験生の内の何%がイネの花(エイと言いますが)を見たことがあるのでしょう。田植えから 施肥、除草、稲刈り、そして収穫まで毎日のように観察可能です。

中学2年『コミュニケーションステージ』
国内留学体験(英語で過ごす3日間)
外国語授業の一貫として、また国際文化理解の一貫として、中学2年生全員が参加する2泊3日の国内留学体験を実施しています。「語学を学ぶために留学はさせたいけれどまだ中学生だし、その効果も疑問、費用も心配。」それなら、国内にいながらアメリカの文化にどっぷりとつかれるような体験をしてしまえばいいのです。
アメリカンサマーキャンプ
富士山のふもと河口湖半にある静かなホテル。バスで到着するとにぎやかに出迎えてくれる総勢30名あまりのアメリカ人スタッフ。彼らの元気の良さに戸惑いつつもあっという間に英語だけの世界に。
キャンプ期間中は、朝から夜までずっとアメリカ人スタッフと一緒。全員でアクティビティをしたり、6~7人のグループで英語のレッスンを受けたり、短い劇 を作りステージで発表したり。それはまるでアメリカの子供たちが長期休暇中に参加するキャンプそのもの。英語は目的ではなく、もはや手段。これまでに学ん できたすべてを使って、楽しみながらコミュニケーション。自然にアメリカの文化と英語力を身に着けます。
職業を知る
将来の自分は何をしているのだろう?実際に社会で活躍する様々な方の話を聞く「職業を語る会」。実際に働くことを体験する「職業体験」など。いろいろな角度から、今の自分と将来の自分をつなぐ糸口を探ってみます。
アメ横商店街での「職業体験」
中学3年『ボランティアステージ』
「福祉・介護、そして自分にできること」
普通なら中学生が入ることのない大学の大きな講義室。そんな場所で、大学の先生の講義を受けます。テーマは少し難しくても、社会の中で自分がどのような存在で、どんなことができるのかを考える。話を聞いた後はいつもの駅の風景が少し違って見えます。
大学での講義を聞いて数か月後。同じく大学の施設の中で、実習体験をします。
理学療法・看護・作業療法・社会福祉など様々な分野に分かれの実習体験。ここでの体験が将来の進路に大きな影響を与えた生徒も少なくありません。