教育と進路

02 - 教育と進路

学習内容

中学のカリキュラム

中学ではどの教科も偏りなく、幅広い知識を身に付けさせたいと考えています。また、体験学習を重視したり、英語を中心として表現力をつけさせるプログラムを実施するためにはどうしても時間が必要です。ですから週6日の授業を実施しています。

補習と3段階のサポート体制

 入試というハードルを越えてきた生徒たちですから、すでに学習済みの部分は復習程度に押さえて先に進んでいますが、「勝手についてきなさい」というような乱暴な方法は取っていません。授業レベルを高くする一方で消化不良になっている生徒に授業最後の5分を利用して質問を受けたり、逆に質問することで理解度を確認します。
 また、朝学習の小テストなどで勉強不足の者は放課後の補習に呼ばれ(指名制)、追試などを受けます。最後に定期考査で理解できていない生徒は試験休み中に3日程度の補習が待っています。

教科 国語 社会 数学 理科 英語 芸術 技術家庭 体育 道徳 HR
科目 国語 古典 文章
表現
書写 地理 歴史 公民 数学 理科 英語 会話 音楽 美術 技術 家庭 体育 道徳 HR
1年 4     1 4     5 4 4 2 2 1 2   3 1 1
2年 4   1     4   5 4 5 2 1 1   2 3 1 1
3年 4 2         4 5 4 5 1 1 1   2 3 1 1

高校のカリキュラム

1年

1年生では全員が文系理系にこだわらずに全教科を学習し、自分の適性を探究します。

【カリキュラム】

教科 必修 教科 必修
国語 国語総合(5) 芸術 芸術I(2)
数学 数学I(4)、数学A(2) 保健体育 体育(3)、保健(1)     
地歴公民 世界史B(4)、現代社会(2) 総合学習 総合(1)
理科 化学基礎(2)、生物基礎(2) 特別活動 ホームルーム(1)
外国語 コミュニケーション英語I(3)
英語表現I(2)
英会話I(1)
自由選択 ドイツ語I(2)

2年

2年生では文系・理系に別れますが、国公立大学を志望している生徒は、その枠を超えて、センター試験に必要な古典講読、数学Bの両方の履修が可能です。

【カリキュラム】

  共通 文系 理系
必修 必修 必選 選択 必修 必選 選択
国語  現代文B(2)  古典B(4)      古典B(2)    古典(2)
数学  数学II(3)      数学B(2)  数学B(2)    数学II
 演習(2)
地歴
公民
   日本史B(4)  世界史B(2)    地理A(2)    
   日本史B(2)        
   地理B(2)        
理科    地学基礎(2)    生物(2)  物理基礎(2)  物理(3)  
       化学(2)  生物(3)  
外国語  コミュニケーション
 英語II(4)
     英会話II(2)      英会話II(2)
 英語表現II(2)     ドイツ語(2)     ドイツ語(2)
保健
体育
 体育(3)  
 保健(1)
情報  社会と情報(2)  
家庭科  家庭基礎(2)  
芸術  自由選択科目として音楽Ⅱ・美術Ⅱ・書道Ⅱから1科目選択(2)
総合
学習
 総合(1) 集中授業で実施

語学

 「語学の獨協」の伝統に基づき、第2外国語として「ドイツ語」を1年次より履修できます。英語教育ではネイティブ教員による少人数制「オーラル・コミュニケーション」(会話)の授業の他、英語検定・TOEIC・TOEFLに対応した「検定英語」や「Essay Writing」(英語小論文)も用意されています。また机上の語学学習を活きたものとして実際に活用する、多様な国際交流プログラムも提供しています。卒業後には語学系に進む生徒が多数います。

3年

 3年生ではそれぞれの志望する学部・学科に応じて5コースに分かれます。それぞれのコースでは大学入試に必要な科目とその演習授業を必修科目として履修し、進路実現に向けた授業が展開されます。また、自由選択科目として小論文演習や英文法演習の他、食物(家政系大学)、体育(体育大学)、芸術等も履修することができ、幅広い進路実現が可能になっています。

コース名 内容
獨協
コース
・獨協大学への推薦を受けるために、高大連携のカリキュラムのもと教養教育を中心に据えたコースです。
・獨協大学に通って大学の先生の授業を受けたり、国語研究や地歴研究などの授業で卒業論文作成の指導を受けます。
・英語研究ではTOEIC受験に備えた実用的な英語の授業を受けることもできます。
文系Ⅰ ・5教科7科目の受験に対応できるようカリキュラムが組まれています。
・文系の国公立大学及び難関私立大学の受験に向けて各教科ともにハードな内容になっていますが、芸術などの科目を選択することもできます。
文系Ⅱ ・文系の私立大学を受験するためのコースで、社会または数学のどちらででも受験できるよう配慮されています。
・国語や英語の選択科目はもちろん、ドイツ語や芸術、体育、家庭科などの選択科目も幅広く履修できるようカリキュラムが組まれています。
理系Ⅰ ・5教科7科目の受験に対応できるようカリキュラムが組まれています。
・理系の国公立大学及び難関私立大学の受験に向けて各教科ともにハードな内容になっていますが、芸術などの科目を選択することもできます。
・現代文や古典の演習科目を選択し国語の力をいっそう高めることも可能です。
理系Ⅱ ・理系の私立大学を受験するためのコースで、数学・理科・英語の時間数を多めに設定してあります。
・自己の興味や必要に応じて、国語やドイツ語、芸術、体育、家庭科などの選択科目を幅広く履修することもできるようになっています。

【カリキュラム】

教科 文系I 文系II
必修 必修選択 選択 必修 必修選択
国語 現代文B(3)、
古典B(4)
    現代文B(3)、
古典B(4)
国語演習(2)
地歴
公民
公民演習(2) 世界史B・日本史B・地理Bから1科目選択(4)
+選択した科目の演習(2)
    世界史B・日本史B・地理B・政経から1科目選択(4)
+選択した科目の演習(2)
数学 数学IA(2)   数学ⅡB(2)   数学IA(3)+数学IIB(3)
(地歴公民の4+2に替えて履修する)
理科    
 
物理基礎演習(2)    
外国語 コミュニケーション英語III(4)
英語演習(3)
    コミュニケーション英語III(4)
英語演習(3)
選択英語(2)
保健
体育
体育(2)     体育(2)  
総合
学習
総合(1)     総合(1)  
特別
活動
ホームルーム(1)     ホームルーム(1)  

獨協コースとは何か

1.獨協コースの目的

獨協コースの目的(以下、本コース)は、受験教育にとらわれない教養教育を自主的・能動的に追求、実践するところにある。例えばその1つの方法は、人間の営み全般に正面から向き合い、問を立て、妥協なき調査と考察によってその答えを導き出すことにある。

2.本コースに進むには

 本コースに進むためには、まず2年次進級にあたって文系コースを選択する必要がある。そして、3年次に本コースを選択することによって進むことが出来る。
 ※学科ごとに設定された成績基準がある。但し、経済学部は成績基準を設定していない。
 ※出席状況が良好であることが条件とされているため、一定数を超える欠席や遅刻早退がある場合、本コースに進むことが出来ない。また、3年次にも同様の制度があるため、欠席や遅刻早退が一定数を超えた場合、推薦資格を失う。

3.進学要件、進学できる学部・学科

 獨協コースに在籍する生徒は、上記の目的達成のため、読書記録(学科ごとに指定された図書の内30冊分)と論文(16000字以上)の提出を経て大学入学に至る。生徒たちは実質1年間を費やし、文献読破、諸調査、論文執筆に取り組む。

 本コースに在籍することによって進学できる学部コースは以下のとおりである。

学部

学科

外国語学部

 ドイツ語学科

 フランス語学科

国際教養学部

 言語文化学科

法学部

 法律学科

 総合政策学科

 国際関係法学科

経済学部

 経済学科

 経営学科

 国際環境経済学科

4.年間予定

2年次

10月〜

 

 高大連携コース説明ガイダンスを契機に指導スタート(読書・題目指導)

 3年次

 4〜7月

 夏休み

 9月

 10月

 12月〜

 

 

 

 

 1月

 2〜3月

 

  「題目・章立て発表会」に向けた準備、章立て完成者は執筆開始

  文献の読破、現地調査、ヒアリング調査など。学園祭演劇上演の稽古

  学園祭で古代演劇上演

  大学にて、論文中間発表会

  卒論第一次提出

     ↓

  大学教員による指導(学部によっては、第一次発表会)

  卒論最終提出へ

     ↓

 全学部 正式発表会

 不合格者への指導 ⇒ 再提出、再発表

5.在籍生徒 論文題目一覧

2017年度 論文題目

進学先学科 タイトル
ドイツ語学科 フェリックス・メンデルスゾーンはどのように評価されてきたか
ドイツ語学科 なぜドイツの「統合コース」は機能しなかったのか
経済学科 八ッ場ダムの何が問題か
経済学科 イスラーム復興運動はなぜおこるのか
経済学科 育児不安の根本的原因 〜専業主婦と就業女性の比較を中心に〜
経済学科 子どものための養子縁組制度の在り方
経済学科 日本の少子化政策の問題点 〜支援制度の在り方を考える〜
経済学科 日本に難民を多く受け入れるためにできることは何か
経済学科 婦人保護施設はなぜ機能しないのか
経済学科 戦後インドの経済改革 〜独立後から新経済政策まで〜
経済学科 近代の性別役割分業はどのように根付き、論争されてきたのか
経済学科 岩槻の人形産業が発展した理由は何か 〜岩槻人形保護の強化につなげるために〜
経済学科 日本の労使関係に関する一考察 〜アンドルー・ゴードンの所説を中心に〜
経済学科 教育格差についてどのように論じられているか
経営学科 低所得者が安心して暮らすための住宅政策とは
経営学科 日本のスポーツ文化を豊かにするためには 〜企業によるマイナースポーツ支援策を考える〜
経営学科 男性の育児休業取得率の上昇を目指すためには 〜新たな管理職の在り方、イクボスから目指す〜
経営学科 介護離職を減らすための制度の在り方
経営学科 若者たちを実質卒業に転落させないためには〜若年の大卒者が正規就職に向かうための提案〜
経営学科 共働き世帯の男性の家事参画をいかに実現するか
経営学科 新規就農者を増やすには
経営学科 内部告発を組織の改善に生かすには
国際環境経済学科 ハイチ共和国の貧困を今より軽減させるためには 〜隣国ドミニカ共和国と比較して考える〜
国際環境経済学科 イラク戦争から見えるネオコンとは
国際環境経済学科 日本の母子家庭はなぜ貧困になるのか 〜フランスの家族政策から解決策を考える〜
国際環境経済学科 サンゴ礁保全が国民レベルで行われるためには
国際環境経済学科 健康を守る働き方とは 〜同一労働同一賃金の導入に向けて〜
法律学科 登録文化財制度は近代建造物保存に有用か
総合政策学科 日本の公共放送に問題点はあるか  〜BBCとの比較〜
総合政策学科 日本に積極的安楽死法は必要か 〜世界から見る日本における死ぬ権利についての考察〜

 

2016年度 論文題目

進学先学科 タイトル
ドイツ語学科 第九交響曲(合唱付き)に対する日本特有の捉えられ方がどのように形成されたか
ドイツ語学科 グリム童話における魔法の森〜森の物語の多様性とその要因とは〜
ドイツ語学科 日本の長時間労働をどのように改善するか   〜時短先進国ドイツから学ぶ〜
フランス語学科 モーリス・ベジャールはなぜ評価されているのか
フランス語学科 モン・サン・ミシェルの多元的な役割をいかにとらえるか
経済学科 子どもの健康と安全を確保する住居とは 〜貧困・虐待・施設の危険性から考える〜
経済学科 なぜ日本では子どものための保育がなされないのか 〜制度の歴史的背景の考察と先進事例から学ぶ〜
経済学科 すべての国民が幸せである経済とは
経済学科 女性にとって理想的な働き方とは 〜フランス女性の働き方から学ぶ〜
経済学科 日本のベンチャービジネスが今後生き残っていくためには
経済学科 なぜ今、墓問題は解決されるべきなのか
経済学科 空き家増加の原因は何か
経済学科 高校中退者を出さないためには
経済学科 容器包装リサイクル法の下でどのように自治体負担を減らすべきか 〜フランスとの比較〜
経済学科 どのように地域コミュニティを回復するか
経営学科  労働者がより良い転職を行える社会を形成するためには
経営学科 女性が柔軟に働くためには
経営学科 食品廃棄物を減らすためには  
経営学科 シャープ 液晶事業の敗戦 〜日本の電機産業はイノベーションを起こす為にどうあるべきか〜
経営学科 今後のオリンピックが踏まえるべき原則 〜オリンピックが生み出す影響とは〜
経営学科 女性が活躍できる社会にするためにはどうしたらいいだろうか。〜女性管理職を増やす〜
経営学科 老後の自立した生活を在宅で実現させるには
経営学科 知的障害者の雇用拡大のためにはどうしたらよいか
経営学科 健康な生活を維持する働き方とは  〜労働時間から考える〜
経営学科 母親の育児不安を改善するには
経営学科 高齢者犯罪を減らすためには
経営学科 すかいらーく社失敗の本質とは何か
国際環境経済学科 白川村に見る環境と観光の共存方法

6.古代演劇上演の取り組み

 本コースでは2008年度(第1期)以来、学園祭での古代劇上演の試みを継続してきた。現在では、獨協コースと言えば古代劇といったイメージが高校内でも定着している。

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